私たちが今できること

6月18日、大阪府北部の地震で亡くなられた方々にお悔み申しあげます。そして、けがをされた方、ライフラインが復旧せず現在も避難生活を続けていらっしゃる方々にお見舞い申し上げます。
私は淡路島で阪神淡路大震災を、青森で東日本大震災を経験しました。南海トラフかと一瞬思いましたが、下からどーんときたので揺れ方から直下型だというのは分かりました。地震直後、すぐにスーツに着替えてなんとかタクシーをつかまえて出社。多くの社員も出社できず、タクシーや自家用車などでなんとか出勤できた人で、午前9時15分から45分間、11時から影谷アナウンサーと1時間、午後4時から番組内容を変更して弘松キャスターと1時間特別番組の放送を担当しました。初期報道では、阪神淡路大震災では、電気が復旧した後、通電火災が発生し大きな被害が出たことから、避難する時はブレーカーを切るように。ガスが漏れている可能性があるので、たばこを吸わないように、そして、なるべくろうそくを使わないようにといった基本的な呼びかけをしました。兵庫の放送局として何を伝えるべきだったのか、もう1度局員とともに話し、見直さなければいけないと考えています。

今すぐにでもできることはあります。もう何回も聞いているわという話かもしれませんが、まずは「家具の固定」「耐震診断」です。阪神淡路大震災で犠牲になられた方の8割以上が、住宅の倒壊などによる圧死や窒息死でした。私の自宅では、命の危険があると考えたものは、L字金具や突っ張り棒をしていましたが、改めて家の中を見直してみました。

冷蔵庫、パソコン棚、パソコン。これは…けがをするな…。

すぐに防災グッズを買いにいき、きのうの夜にとりつけました。5月29日に放送した特集で、阪神淡路大震災の教訓を熊本地震で生かすことができた男性の言葉が脳裏に浮かびました。


(5月29日放送 神戸の教訓を熊本で 家族を守るために)

また、耐震診断は絶対にやるべきです。昭和56年(1981年)以前に着工した住宅は、現在の耐震基準を満たしていない可能性があります。ひょうご住まいサポートセンターでは、住宅の耐震改修などを計画されている兵庫県民の皆さんに無料で建築士などの専門家をアドバイザーとして派遣しています。

ひょうご住まいサポートセンター 078-360-2536

変更の可能性もありますが、今取材を進めているものがあります。来週火曜の26日、帰宅困難者になったらどうするか。エレベーターに閉じ込められたらどうするかを特集で放送したいと考えています。

神戸大学名誉教授で、兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科長の室崎益輝さんは、「今回の地震は、次の災害への警告だ。広い意味で南海トラフ巨大地震が近づいている」と放送で話されました。
去年1月、サンテレビでは、防災家族会議という特別番組を放送しましたが、この地震をきっかけに、避難場所の確認や非常食の準備、災害時の連絡手段など「家族会議」が必要だと考えます。
「阪神淡路 防災家族会議 ~南海トラフ巨大地震に備える~」番組HP(2017年1月放送)

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