あと1球から

〈4/6 阪神 1-6 DeNA(甲子園)〉

勝:伊勢
敗:齋藤

9回表。
自ら打っての「1点」を持ってマウンドに上がった先発の伊藤将司。
前夜の西に続けと完封勝利まであと1球としたが、牧に同点打を許し…

悔やまれるところを挙げればキリがない。
坂本が楠本のバント処理を焦らず2塁で刺せていたら、、、牧との勝負を急がなければ、、、

そこに大和がいた、という複雑な思いもある。
11回裏、梅野の当たりは、ショート大和の守備範囲だった。
12回表、打順を6番に上げていた大和に勝ち越しのタイムリーヒットを浴びた。

齋藤、桐敷には厳しい結果が待っていた。
ブルペンの事情もわからないので継投にはなんとも言えないが、残った顔ぶれを見ると悔やまれてしまう。

野手のまずい判断ミスもありながら再三のピンチに耐えたピッチャーはすごいね。
中でも11回表の湯浅。
ライト佐藤輝明の後逸で、単打のはずがいきなり無死3塁の場面。
打順はなんでも出来る1番桑原から。嫌な気しかなかったがこの回3塁に走者を置きながら無失点で切り抜けたのだ。
ベンチへ帰ると、同い年だが学年は一つ上の佐藤輝明が謝りにきていた。二人とも弾けるような笑顔だった。この二人が近い将来タイガースを背負って立つのだと、と希望すら持てた。

が、延長12回。試合時間は4時間36分。
打てていれば、こんな残酷な結果にはならなかったのだろうか。
開幕9連敗でこれより下はない!と思っていたのに、まだあったか。

……、、もうないよな!?

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