小さくなって大きく負けた

〈9/19 阪神 1-8 巨人(甲子園)〉

勝:菅野
敗:ガンケル

今季最後の甲子園での阪神-巨人戦。
2週間前の3連戦で2勝1分と悪いイメージはない。
ここで叩いておきたい。

先発はガンケル。
相手は菅野だが、他チームとの戦績を見ていてもそれほど嫌な感じがしない。
タイガースは、順位通り優位に立っていると思って臨んだが…

初回、ランナーを背負っても動じないガンケルは、いつものガンケルだった。

その裏、菅野を得意とする近本が2ベースで出た。
まだ1回。
ベンチは、2番中野にバントの指示。
一死1,3塁で、糸原がタイムリーヒットを打ち、先制はしたがこのあとが続かず1点で終わった。

2回表。
一死2,3塁、8番大城に対して1点をとらせない前進守備。
糸原が追いついていただけになんとかしてほしかったが、これこそが前進守備の怖さでもあり、2失点。
そこから、エラーがあり、ガンケルも3ランと2ランを浴び、7失点。

1点を守ろうとして大量失点したわけだが、この守備よりも、私はその前の攻撃の方が悲しい。
首位はタイガースなのだ。ホーム甲子園で、なぜあんなに守りに入らなくてはならない?
1,2番にリーグ最多の盗塁数を持つ選手を置いているアドバンテージすら感じられないというのは、選手の責任ではない。

「自分たちの野球できなくて残念」と語った矢野監督だったが、「できなくて」ではなく自らその野球を放棄したように思うよ。私が思う矢野野球の理解が合っていれば、の話だけど。
1-0で勝とうなんて、そんなのが見えた時点でこの日の勝敗は決まってた。

ちょっと笑ったのは、原監督が今日は坂本勇人を9回表までしっかり出場させたところぐらい。

はい!
あと29試合!
まだまだこれから。

今日は忘れて寝る!
寝る!!

[今日のマルテ]

8回裏。サードゴロに倒れたマルテ。
ヘルメットをとり、ちゃんと(ちゃんと?)叩きつけたが、バウンドが変わって慌てて捕獲。
カッコ悪くてかわいいw

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