遥人が菅野に勝ちました!

〈10/24 巨人 1-2 阪神(東京ドーム)〉

勝:高橋
S:スアレス
敗:菅野

8回表、サンズがストライク判定に激高し、審判に暴言を吐いて退場。

あの行為は褒められるわけではないけれど、それにしても、だ。
サンズはあの1球だけで怒ったのではない。
第2打席でも酷かったし、前の大山の三振をとられたジャッジも酷かった。
さらに高橋遥人の投球にも、あの遥人自身が「なんで…」と苦笑するほど今度は狭いストライクゾーン。
サンズの怒りは、自身だけのものではないので、同情というか共感すらしてる。

遥人と菅野の3度目の対戦。
遥人が菅野に勝ったということに手放しで喜んでいたのだけど、試合後の遥人のコメントがものすごく嬉しかった。
「(打線が)打ってくれたので。菅野さんより早く(マウンドを)降りているので…」
このネガティブさ(笑)と表裏一体の貪欲さと責任感。
さらにはよく話かけてくれるという能見さんからの助言についても、感謝を述べた。

球速こそいつもの遥人の本調子ではなかったけど、低めに丁寧に投げ、巨人打線は全く合っていなかった。
堂々たるマウンドだが、ベンチに帰るたびに、バッテリーを組む2つ上の先輩坂本から何かを聞かされて、ずっとおとなしく頷いて聞いている。説教されている構図やそれ。なんでや(笑)

菅野から、1番近本、2番糸原の連打で先制。
この先制攻撃はもちろん良かったけど、6回表の同じく近本ヒットからの場面。
糸原に送りバントではなく打たせにいったのは良かった。
そらそうやんか。ヒット打って、というかタイムリーヒット打った糸原やで。
そしたら、糸原、この打席でもヒット打ってね。
意気に感じるって、まさにこのことだ。
矢野監督がキャプテン糸原に大事なことを気付かされた瞬間であった。(知らんけど)

そして、同点から貴重な勝ち越し打を放ったのが、代打原口。
遥人の代打だったってところがもう…!

余談ですけど、うちのおかんは巨人ファンなんですけど、原口が打席に入ったの見て
「わたし、この子は応援してるねん」って言い出したんですよ。
で、原口がタイムリー打って複雑なのかと思いきや、素直に喜んでました。
余裕の巨人ファンなの腹立たしいわ(笑)

で!あと一人書かせて!
1点リードの8回裏のマウンド!岩崎!

一死1塁。
打席には吉川尚輝。
6月19日の開幕戦で逆転2ランを許したあの悪夢の男だ。
絶対に打ち取らなければならない相手だが、吉川尚、めっちゃ粘るやん…
殺気立った岩崎の表情が怖すぎて、もうやめとけ、って吉川尚に言ってやりたいぐらい。どんどんこの勝負に引き込まれる。
そして9球目。
勝負のスライダーに、吉川が膝から崩れた。空振り三振!
そしてこのあとの松原からも三振を奪い、殺気を消さないまま岩崎はベンチへ静かに戻った。

からの…!
ベンチ戻ったら、坂本と並んで座って、タレ目でびろーんとすごい優しい顔して笑ってんの!
このギャップに殺られる…!(笑)

というわけで、ひとつ菅野に勝っただけで、こんなにも楽しい。
やっと終わります(笑)

あ!小幡の横っ飛びファインプレー!かっこよかったね!

[今日のボーア]

鳴尾浜で2軍合流!
まだ希望持っていいみたい!
うひょーー!!
がんばれボーア!!

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