2021年09月10日(金曜日) 17:55 事件・事故

尼崎レンガ殴打殺人事件初公判 男が起訴内容を大筋で認める

2020年3月、尼崎市の路上で介護支援の会社経営者をコンクリートブロックで殺害したとして殺人罪に問われている男の裁判員裁判が9月10日神戸地裁で始まり、男は起訴内容を大筋で認めました。

住所不定無職の男(45)は2020年3月、尼崎市の路上で、利用する介護支援の会社を経営する吉田修二さん(当時70)を、コンクリートブロックで殴り、殺害したとして、殺人の罪に問われています。

神戸地裁で開かれた裁判員裁判の初公判で、男は犯行場所について一部訂正しましたが、殺人については「間違いありません」と起訴内容を認めました。

その後の冒頭陳述で、検察側は男の精神障害の程度は軽度で、責任能力が認められると指摘した上で動機は「家族からの援助がなくなったのは吉田さんの指示によるものと勘違いしたこと」と主張。

一方、弁護側は、事件のおよそ5カ月前から薬を服用していなかったため、怒りによる行動を抑えることができず心神耗弱状態だったとして減刑を求めています。

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