兵庫県はコロナ禍での会食について全職員への聞き取り調査を行い、ことし3月から4月24日までに5人以上での会食が16件あり、104人が参加していたと発表しました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、兵庫県は県民に対し会食の際は同居家族を除き4人以内にするよう呼びかけていて井戸知事は4月、全職員に対し、調査を行うことを発表しました。
調査は、県職員や教職員ら合わせて18800人を対象に行われ、その結果、ことし3月から、3度目の緊急事態線宣言が発令される前の4月24日の期間で5人以上の会食に参加した会食が16件あり、合わせて104人が参加していたことが分かりました。
いずれも時短要請の時間以降の例は無く、会食の場で感染が広がったことも無いということです。
井戸知事は「誠に遺憾で、おわび申し上げる。改めて職員の意識の徹底を図り、コロナ対策に全力で取り組む」とコメントしています。