およそ3年に及ぶ新型コロナウイルスの対策を検証していた兵庫県のプロジェクトチームが、保健医療など、分野ごとの教訓や課題を整理した「最終報告書」を取りまとめました。
県はこれまで取り組んできた新型コロナ対策の成果や課題を整理し、今後の教訓として生かそうと去年6月にプロジェクトチームを設置。保健医療や福祉、経済、教育など、8つの分野から検証してきました。
3回目となる9日の会合では、「最終報告書」がまとめられ、新たな感染症に備え今後取り組むべき課題として、患者の状況に応じた医療提供体制の確保や高齢者施設などへの感染拡大防止策、デジタル化の推進など7つの項目が示されました。
最終報告書の内容は県のホームページで公開されています。