キラキラの反対側

〈7/20 DeNA 10-3 阪神 (横浜)〉

:東
:秋山

腕組みをしたままグラウンドを睨むようにして見る福留。
気付いたら私も同じ格好だった。

ハマスタは、『キッズスタジアム2018』というイベントで、子どもたちがグラウンド整備をしたり、チアの衣装で踊ったり、ウグイス嬢やスタジアムDJやったり、そして、お立ち台に立ってのインタビュアーを。
試合後の花火は、楽しい思い出の総仕上げ。

オリックスからトレードでベイスターズに加入した伊藤光は、移籍初ホームラン。これが光の今季1号だ。サイレントトリートメントで迎えられたベンチでは、笑顔のあとに安堵の表情も。

1番桑原は、四球含む5打席全出塁。
2ベースを打てばサイクルヒットの記録となる8回には、どうだろう打つかな、っていうより、打つよね。って見てた。球場を覆う熱い空気は当たり前に打たせるだろうから。
サイクルヒット達成の桑原の立つお立ち台を、ベイスターズの選手たちも楽しそうに見てた。

打って13安打、二桁得点。
守ってもファインプレー。

ベイスターズの選手も、応援するファンもキラキラしてた。

タイガースは、ベイ先発・東の前に5回まで北條のソロ1本のみ。

東がアクシデントで代わってすぐ、福留がヒットで出塁し、ここで一気に攻めたいところだったが、続くロサリオの打球はファーストライナー。苦手右ピッチャーからやっと打てても、これがゲッツーとなり、一瞬にしてチャンスは消えた。

コントロールが生命線の秋山が、コントロールどころかフォームも乱れ。
最後に勝ったのは6月7日のオリックス戦だ。

打てない、守れない。守備ではミスも。

負けるのなんて慣れてんだ。
その負け方だ。
これじゃまるで、引き立て役として対戦しただけの噛ませ犬だ。
ベイスターズのお祭りのような試合運びの前に、ただ、みじめだった。

明日は…
勝てなくてもいい。
ただ、食らいついてくれ。
闘う姿が見たいんだ。

[今日のロサリオ]

4打席目に、ひとつ打つ。

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