いいプレーもあり負けなかったが勝てなかった。

〈9/14 阪神 2-2 巨人 (甲子園)〉

昨日の日記でですね、
「菅野を打て!」と書きました。打てました。
「負けるな!」と書きました。負けませんでした。
…ちょうどか!ちょうど言ったとおりのちょうどか!

ズムスタのカープが勝って、甲子園のタイガースが負ければ、カープの優勝が決まる。
ビジョンであんなにタイガースが負けるのを楽しみに見てるなんて癪に障るから、タイガースが負けなくて、イェエーイ。(カラ元気)

初回、糸井が11球、福留が9球、この粘りこそファインプレー。
大山の2点タイムリーにつながって、あ、大山もすごいな、もしかしたら今日はまだまだもっと打てるんじゃなかろか、と思ってしまった。…が、このあと菅野は、菅野だった。

6回表は、これぞプロのプレーがあった。
マギーの2ベースの当たり、福留のクッションボールの処理が早かった!いい送球だったが、セカンド森越のタッチが優しい分、セーフにはなってしまったが。

そして大山!
巨人坂本が打ちあげて、ファースト大山、ファウルゾーンのカメラマン席ギリギリのところまで追う。
二走マギーが、大山が倒れたのを見て三塁を狙うが、普通だったら捕るのが目一杯でおかしくないのだけど、捕ってからすぐ起き上がり、鳥谷目がけて投げた!
カメラマン席からの映像がすごい。
グラブからこぼれそうになるボール。硬いファウルゾーンでの素早い大山の動作、そして矢のような送球が大和の横をかすめる。送球見た大和は咄嗟にしゃがんでいて鳥谷までの最短距離を空けた。
そして鳥谷、マギーとの衝突を避けながらタッチして回転。柔だ!柔道の受け身だ!鳥谷の怪我が少ないのはこのプレーに象徴される。
ああ!みんなすごい!
秋山もいい!頑張れ!

…と思っていたら、ベンチは7回表のマウンドには高橋を打席に送った。
結果は裏目に出たということになるんだろうけど、秋山はいい当たりされていたこともあり、やむを得なかったか。
だけど、勝っているのに勝っているピッチャーを先に下げたということは、ファンとしてはちょっとしたプライドが傷ついた。

石崎がいい。僅差の展開で投げさせてもらえるほどになった。
高橋は今日も、「オリャーッ!」って投げて、体が舞っていた。
斉藤和巳さんが以前話していたことを思い出す。
ボールが速すぎると、身体が制御できなくてボールについてっちゃうんだと。
高橋の投球はまさにそんな感じだった。

打たれたドリスは責められん…坂本のリードでもなんでも責めてくだされ。。

10回、俊介が負傷交代となった。
右肩付近にボールが当たり倒れた。
スイングにいっていたので、ボールデッドとなってそのまま退場。
俊介が心配。
この日俊介は4回にもセンターの守備でファインプレーを見せてくれたのだ。
どうか、大事に至りませんように…。

植田海!いっぱい見てた気になってたけど、今日のが「プロ初盗塁」だったんだ。

プロ野球選手として一歩踏み出した人もいれば、終える決断をする人もいる。
安藤引退のニュースが入ってきてちょっと参ってる。

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