新型コロナウイルスの感染が急速に拡大する中、兵庫県はワクチンの3回目の接種を加速させようと、西宮と姫路に設置している大規模接種会場の接種枠を拡大すると発表しました。
兵庫県は1月14日から西宮市と姫路市に新型コロナワクチンの大規模会場を設置し、2回目の接種から一定期間を経過した医療従事者や高齢者などを中心にワクチンの3回目の接種を進めています。
県は当初、接種の予約枠をそれぞれの会場で1日1000人としていましたが、感染の急拡大を受け、2月5日から28日までの期間、西宮会場で1日2000人に増やし、姫路会場で1日1500人に増やすと発表しました。
また、基礎疾患がある人や妊婦、それに介護施設や保育園で働く人については接種を1カ月前倒しし、7カ月が経過すれば接種予約が可能になります。
県は28日から保健所と県庁の本庁をオンラインでつなぐ支援室を設置し、各保健所の業務軽減を図るとしています。