姫路市議が市の職員に威圧的な言動を繰り返し不当要求行為と認定された問題を受け、関わった事業の真相を究明する市議会の特別委員会が開かれ、議員本人が証人として出席しました。
姫路市議会の特別委員会は松岡廣幸市議が威圧的な言動で市職員の公正な職務を妨げたとして「不当要求行為」に認定された問題で、関わった事業について真相を究明するために開かれたものです。
松岡市議はおととし、浜手緑地・白浜地区の公園の整備事業を巡り、遊具の仕様に要望を反映させるよう副市長らに威圧的に迫るなどし、上限3500万円で業者を募っていたものの、最終的に契約額がおよそ5500万円に膨らんだとして、この際の一連の言動が不当要求行為と認定されています。
証人として委員会に出席した松岡市議は公園整備について「特定の業者を入れるよう働きかけたことはない」と否定したほか、威圧的な言動については「地声が大きく言葉が荒っぽく聞こえるなど個性の部分がある」などと述べました。