2021年10月15日(金曜日) 18:09 事件・事故

無資格で入所者に医療行為か 特養元施設長らを書類送検

無資格で医療行為を行っていたとして、神戸市の特別養護老人ホームの元施設長の男性ら2人が書類送検されていたことが分かりました。

医師法違反と保健師助産師看護師法違反の疑いできのう書類送検されたのは、神戸市灘区にある特別養護老人ホーム「きしろ荘」の元施設長の50代男性と、元介護職員の40代女性です。

警察によりますと、2人は2018年12月から去年8月までの間、入所者の男女8人に、胃にチューブで栄養や薬を補給する「胃ろう」や、たんの吸引を無資格で行った疑いが持たれています。

きしろ荘では、国が定める入所者の入浴回数の基準を下回っていたことや、介護に必要なケアプランを作成していなかったことなどが判明し、市はことし4月から1年間の業務停止処分とし、元施設長らを刑事告発していました。

調べに対し、2人は、「人手が足りなくなり無資格で行った」などと容疑を認めているということです。

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