兵庫県民を対象に県内の旅行代金の一部を補助するキャンペーンが14日から始まり、観光地や宿泊施設からは、期待の声が寄せられました。
「ひょうごを旅しようキャンペーン」は新型コロナウイルスワクチンの2回接種を済ませたことなどを条件に、1人1泊につき最大5000円の補助が受けられるものです。
初日の14日、世界文化遺産「姫路城」では、観光客の姿が見られたものの、多くは県外からの旅行者でした。
22日からは土産物の購入などに使えるクーポン券も配付されるとあって周辺の店では期待を寄せています。
一方、豊岡市の城崎温泉では、キャンペーンの発表後に宿泊客の予約が増えたということで、松葉ガニ漁の解禁を控え、客足の回復につながればと話します。
兵庫県によりますと、予約開始の翌日のきのう午前9時時点ですでに申込数は7442件に上ったということで、観光業の活性化への一手となるのか期待が高まります。