全国知事会は5日、日本医師会とオンラインで、新型コロナウイルスの感染拡大に備えた今後の医療提供体制などについて話し合いました。
オンラインで行われた意見交換会では感染力の強い変異株によって感染が急拡大し、多くの地域で病床がひっ迫した第5波の状況を踏まえ、第6波に備えるための医療体制の整備について意見が交わされました。
日本医師会からは「インフルエンザの流行を見据えた発熱診療の体制充実」や「緊急事態宣言解除によるゆるみが第6波につながらないよう危機感の共有が必要」といった声が上がり、兵庫県の斎藤知事は「県医師会と連携を取りノウハウを共有したい」と述べました。
全国知事会は今後も定期的に日本医師会との意見交換の場を持ちたいとしています。