9月12日までが期限の緊急事態宣言について政府が兵庫や大阪など19の都道府県で9月30日まで延長することを決め、兵庫県は対策本部会議を開き、現在の要請内容を継続する方向で協議しています。
政府は9日、9月12日までの期限で緊急事態宣言が発令されている21の都道府県のうち、兵庫や大阪を含む19の都道府県について、9月30日まで期限を延長することを決めています。
兵庫県は現在、酒類またはカラオケ設備を提供する飲食店に対して休業を、それ以外の飲食店には、午後8時までの時短営業を要請していて、県は対策本部会議を開き現在の要請内容を継続する方向で協議しています。
一方、政府はワクチン接種が進むことし11月ごろをめどに、宣言が発令されている地域などでもワクチン接種や検査の陰性証明を条件に県をまたぐ旅行や大規模イベントを認めるほか、飲食店での酒類の提供を容認するなど行動制限を緩和する案をまとめています。