■経験豊富な北村氏
男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)西宮ストークスの新社長に8月、
北村正揮氏(40)が就任した。
北村新社長は東京都出身。ワシントン州立大でスポーツマネジメントを学び、2010年から西宮ストークスの前身「兵庫ストークス」でGMを務めたあと、3人制バスケットボール(3X3)の運営に携わってきた。
渡瀬吾郎前社長は引き続き取締役(営業統括)として留まる。
■10月2日に開幕
西宮ストークスは昨季、B2西地区優勝を果たしたが、プレーオフで敗退しB1復帰を逃した。
活躍したボンズらが抜け、代わって元日本代表の“オフェンスマシーン”川村卓也(前B1三河)が加入。
同じく元代表で202㎝の中西良太(前B2佐賀)が復帰し、新外国籍選手のシャキール・ハインズ(アメリカ)も加わった。
9月8日、サンテレビ本社(神戸市中央区)を訪れた北村新社長は、「100パーセントに近い補強ができた。外国籍選手を含めた全員が揃い、練習に取り組んでいる」と現状を語った。
2024年度には1万人規模のホームアリーナが神戸港にオープンする。
北村新社長は、「B1に昇格し、さらに新アリーナのもとで“新B1”に参入するロードマップを実現していく」と抱負を語った。
B2は10月2日に開幕。西宮ストークスはホーム西宮中央体育館で熊本ヴォルターズと戦う。
(浮田信明)