2021年09月08日(水曜日) 18:18 地域・まち

川西市 賞味期限1日「朝取り完熟」イチジク

初夏から秋にかけて旬を迎えるイチジクですが、川西市では賞味期限1日という完熟イチジクが収穫されています。このイチジクを使ったスイーツなどを松本カメラマンが取材しました。

(松本カメラマン)
今回は丹波エリアを飛び出してここ摂津の国川西市から特産のイチジクの情報とおいしいスイーツの情報をお伝えします。現在午前5時を回ったところなんですが、こんな朝早くから生産者さんたちは収穫に励んでいます。

県内有数のイチジクの産地・川西市。松本カメラマンが訪れたのは市内でイチジクを栽培する佐々木邦己さんの畑です。約束の時間はまだ夜が明けきらない朝の5時半です。

(佐々木さん)
ほかの産地と比べて川西市は「朝取り完熟」の名目で販売してるので青いうちに収穫できない。次の日になると腐るのも多い。

果物には収穫してからも成熟する「追熟」という種類もありますが、イチジクはあまり追熟しません。最もおいしい状態で収穫するため、川西市で収穫されるのは完熟したイチジクのみ。

-イチジクの食べ頃のサインは?
(佐々木さん)
茶色くなって筋が浮いてきて光沢が出れば食べ頃。

完熟のため賞味期限は収穫したその日一日のみ。イチジクは1日に1個熟すからイチジクと言われるように、1本の木でも実が熟すのはバラバラで、収穫は毎日全ての木を見て回る重労働です。

(佐々木さんの妻 みどりさん)
きれいな色や真っ赤かなんですよ。良いものは全体が真っ赤かなんです。
(佐々木さん)
収穫してから完熟するのではなく、完熟を収穫している味は他所よりいいと思う。そういう自信はあります。

朝取り完熟イチジクの収穫は夫婦の共同作業。毎年この時期は休みなしです。

午前6時半。集荷場には続々と地域の栽培農家が集まります。朝取り完熟イチジクの出荷は時間との勝負。午前中に店頭に並ぶように配送されます。

午前9時半。JA直営スーパーの開店と同時に、松本カメラマンの前には驚きの光景が広がります。

(松本カメラマン)
すごいですね。言葉通り飛ぶようにイチジクが売れています。

「本日中に召し上がりください」と告知された文字。にも関わらずひとりで10パック以上購入する人も少なくありません。

(購入者ら)
タルトとかケーキを作る予定なんです。

川西市で人気の本格フレンチレストラン「チェサピーク」。毎日朝早くに栽培農家を訪れ、朝取り完熟イチジクを仕入れます。

この時期だけの旬のイチジクを調理するのは熟練のシェフ。食感を損なわないように丁寧に皮をむき、ワインのジュレで香りを閉じ込めると、季節限定・朝取り完熟イチジクタルトの完成です。

(松本カメラマン)
このイチジクのみずみずしい甘さをゼリーとクリームが助けるんです。イチジクの舌触りもおもしろいですね、ぷちぷち弾けるんです。

(チェサピーク 川口厳悟取締役)
このみずみずしさとぷちぷち感がフレンチと良く合うと思います。

因みに、イチジクは「花の無い果実」と書きますが、実の中にあるつぶつぶひとつひとつが花です。チェサピークではほかにも5つ星ひょうごに認定されたイチジクのブランデーケーキなどのギフトセットも人気です。

また、川西市では朝取り完熟イチジクを使ってワインも製造しています。

(松本カメラマン)
けっこう甘口です。お酒が苦手なかたもぐいぐいいけちゃいそうです。

さらにこんなものもありました。川西市立緑台小学校4年生の児童が2005年に作詞・作曲した「いちじくのうた」です。なんとCD化されていました。

(松本カメラマン)
♪「イチジクは1日1個熟すからイチジク」
このように川西市ではイチジクの歌も作られています。この夏、夏バテに効く川西特産のイチジクをみなさん、ためされてはいかがでしょうか?

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