新型コロナウイルスのワクチン接種に向けて兵庫県は国や医療機関と調整を行う「ワクチン対策課」を新たに立ち上げました。
兵庫県が新たに設置した「ワクチン対策課」には、医師や看護師、それに薬剤師など専門の職員13人が配属されました。
ワクチン対策課は、新型コロナウイルスのワクチンについて、政府や県の医師会と連携を取りながら、流通の経路や、輸送する際に必要な超低温の冷凍庫の配備などを調整します。
兵庫県では、まず県内におよそ16万人いるとされる医療従事者にワクチンの接種を行い、その後、高齢者や基礎疾患のある人などに順次対象を拡大していく予定です。
政府は2月下旬以降に、兵庫県内の4つの病院を含む全国100の病院で、1万人の医療従事者に先行接種を行う方針です。