2021年01月21日(木曜日) 17:19 事件・事故

アイスを無断で食べた生徒に立腹し、柔道技かける 元教諭が起訴内容認める

宝塚市の中学校で生徒に柔道技をかけ大けがをさせたとして傷害の罪に問われている元教諭の男の裁判が神戸地裁ではじまり、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、宝塚市立長尾中学校の元教諭の被告(50)は去年9月、顧問を勤めていた柔道部の男子部員2人に対し、寝技をかけ、意識を失ったところを平手打ちで無理やり起こすなどした傷害の罪に問われています。

この事件で、男子部員のうち1人は背骨を骨折する大けがをしました。

神戸地裁で開かれた21日の初公判で被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、「更衣室の冷凍庫に入っていたアイスクリームを2人が無断で食べたことに被告が腹を立て、柔道技をかけた」と指摘。

被告人質問で被告は「悪いことをしたと分かってもらうために力でお灸をすえようと思った。 怒ると自分で感情のコントロールができない」などと述べました。

宝塚市は、事件を受け、去年11月に被告を懲戒免職処分としています。

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