◾️姫路3-2久光/1月16日
◾️姫路1-3JT/1月17日
女子バレーボールVリーグ1部(V1)ヴィクトリーナ姫路は1月16日と17日、ホームのヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市)で、久光スプリングス(練習拠点:神戸市)、JTマーヴェラス(練習拠点:西宮市)と戦い、1勝1敗だった。
姫路は3勝12敗となり、V1全12チーム中11位。
◾️佐々木がエース連発/16日
姫路は久光に15-25、28-30と2セットを連取され、後がなくなった。
第3セットもリードを許したが、貞包のサービスエースで21-21に追い付き、最後は佐々木がサービスエースを決めセットを奪い返した。
波に乗った姫路は第4セットも25-12で久光を圧倒。
最終セットは13-11から佐々木が連続サービスエースを決め、姫路がセットカウント3-2で逆転勝ちした。
佐々木はこの試合、6本のサービスエースを含む22得点を挙げた。
試合後、佐々木は「リーグ再開のホームゲームに勝てて嬉しい。
今後はスパイクの決定率を上げ、ブロックでもいいタッチを取るよう頑張りたい」とインタビューに答えた。
◾️ドルーズ止められず/17日
試合前、選手と観客が阪神淡路大震災の犠牲者に黙祷を捧げた。
昨季V1を制覇、年末の皇后杯も制した"女王"JTに挑んだ姫路。
第1セットは10-25で落としたが、第2セットは、サイドからアリョーナ(モルドバ)や松本、センターから佐々木や荒谷による全員攻撃を展開し、25-18でセットを奪った。
姫路は第3セットを再び落とし、第4セットは終盤までリードしたが、JTの主砲191cmのドルーズ(アメリカ)のスパイクで21-21に追い付かれ、そのまま押し切られた。
ドルーズは38得点と、チーム総得点の半分を一人で挙げた。
姫路の中谷宏大監督は、「最後までドルーズ選手を止め切れなかった。(リーグ上位の)NECは前日、止めていたが、まだウチにはその力がなかった」と語った。
(浮田信明)