2020年10月17日(土曜日) 21:18 地域・まち文化・スポーツ

【Vリーグ】ヴィクトリーナ姫路、スコートで登場 開幕戦は惜敗

■姫路2-3日立/10月17日   水戸市

女子バレーボールVリーグ1部(V1)が10月17日、開幕した。
昨季12位(最下位)のヴィクトリーナ姫路は同9位の日立リヴァーレに敗れたが、1ポイントを獲得した。
 

■18歳宮地を起用

姫路は新外国人選手の合流が遅れている。
開幕戦は新人の宮地(下北沢成徳高 18歳)や、NECから移籍の荒谷(あらたに)、ケガから回復したセッター櫻井ら平均22.4歳の若いメンバーが先発した。
 
第1セットを16-25で落とすと、第2セット途中からエース金杉を投入。
金杉の強打やサウスポー田中のライト攻撃などで流れをつかみ、第2、第3セットを連取した(25-22、25-21)。
 

■連続ブロックに屈する

しかし第4セットを奪われ、勝負は最終セットへ。
 
最終セット、姫路は中盤までリードしたが逆転され、11-12から連続してスパイクが相手ブロックに捕まった。
最後は金杉のスパイクが日立の188cm入澤にブロックされ(12-15)、姫路は惜しい試合を落とした。
 

■前進できた

竹下前監督からバトンを受けた中谷(なかや)新監督は開幕前、誰がどこからでも攻撃できるバレーを目指すと語った。
 
その通りに開幕戦は、松本17得点、田中16得点、金杉14得点と、アタッカー3人が満遍なく攻撃し、ミドルブロッカー佐々木も速攻やブロックなどで10得点を挙げた。
 
試合後、中谷監督は、「経験値の低い若手メンバーたちが、第1セットは地に足がつかない状況だったが、途中から出た選手が流れを変えてくれた。
勝てなかったことがとても残念ですが、1ポイントをとって前進できたことはみんなの頑張りです」とコメントした。
 
姫路はスコート式の新ユニホームで開幕戦に登場した。あと3試合で着用する予定。
(浮田信明)
 
 
 
 
 

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