バーやナイトクラブなどに出されていた兵庫県からの休業要請が6月1日全面解除されました。感染対策を取りながら、夜の街も「新たな日常」への一歩を踏み出しています。
神戸・三宮の繁華街に店を構えるスナック「マジー」では、こまめに換気をし、テーブルごとに間隔をあけるなどして、感染対策をとりながら、営業再開を迎えました。
スタッフとの会話が欠かせないこちらの店にも、早速癒やしを求めて、客が訪れました。
一方、三宮でバーを営む元木さんも、およそ2カ月ぶりに店を再開しました。
休業中も、家賃や設備のレンタル料を支払わなくてはならず、大きな打撃を受けたということです。
店の再開を聞きつけ、開店直後からなじみの客が顔を出しました。2カ月ぶりの再会です。
この店の醍醐味は、元木さんのジャズライブ。マスクをつけたまま、1曲を披露しました。
一歩ずつ歩み始めた「夜の街」。優しいピアノの音色と歌声に乗せて、ゆっくりと時間が流れていきます。