兵庫県の井戸知事は臨時の会見を開き、新型コロナウイルスの県独自の警戒基準の「感染拡大特別期」に入ったと発表しました。
兵庫県の井戸知事は11月20日の臨時会見で、県が独自で定めている新型コロナウイルスの警戒基準について、5段階の最高レベルをさらに超える「感染拡大特別期」に入ったと発表しました。
兵庫県では19日、1日の新規感染者が132人と過去最多を更新したほか、3日連続で100人を超え、感染が急激に拡大しています。
こうした状況を受け、井戸知事は現在700室を準備している無症状や軽症者への宿泊療養施設について、さらに200から300室増やし、医療体制の拡充を行うと明らかにした上で、大人数での会食などは控えるよう県民に改めて注意を呼び掛けました。
一方、移動の自粛や飲食店への時短営業など社会活動の制限は行わないということです。