本格的な冬の訪れを前に豊岡市で11日、線路の上に積もった雪を取り除くラッセル車の試運転が行われました。
ラッセル車は列車の運行に支障が生じる30センチ以上の雪が積もると見込まれた場合に出動するもので、11日は朝6時ごろから雪をはね除くフランジャーやウイングなどの作動状況を確認していました。
JR西日本によりますと、おととし以降は暖冬の影響でラッセル車が出動することはありませんでしたが、3年前の冬は浜坂や香住地域などの沿岸部で大雪となり、13日間で17回の出動があったということです。
大阪管区気象台によりますと、ことし12月から来年2月の近畿地方の日本海側では、降雪量は平年並みか例年より多い予想となっています。