2020年02月23日(日曜日) 20:03 地域・まち文化・スポーツ

【バレーV1】ヴィクトリーナ姫路、完勝で残留決める 竹下監督「来季 もっと強くなる」

■V1/V2入れ替え戦 第2戦
ヴィクトリーナ姫路(V1・12位)3-0群馬銀行グリーンウイングス(V2・1位)

女子バレーボールVリーグ1部(V1)と2部(V2)との入れ替え戦の第2戦が2月23日、浜松市で行われ、前日に続いてV1姫路がV2群馬銀行をストレートで破り、2連勝でV1残留を決めた。

<若い力が躍動>

姫路は前日に続いて内定選手の松本(東海大4年)と佐々木(東京女子体育大4年)を先発起用。セッター清田(文教学院大女子高3年)もワンポイントで出場した。
第1セットは、後がない群馬銀行が粘りを見せデュースに。互いにセットポイントを取り合う緊迫した展開となったが、姫路は29-29からイブナ(元ブラジル代表)と佐々木が連続ブロックを決めセットを先取。その後も相手に主導権を渡さず完勝した。
松本と1年目の貞包がともに17得点。佐々木はブロック4本を決め、1年目のサウスポー田中も要所でスパイクを決めるなど若い選手が躍動した。

<苦しい戦いを財産に>

今季初めてトップリーグのV1で戦った姫路は、貞包と長野、セッター堀込のルーキー3人がシーズンを通してレギュラーで出場し続けた。昨年12月から松本ら大学在学中の内定選手も出場し、チームは更に若返った。
「厳しい戦いになる」(竹下佳江監督)と開幕前に予想された通り、V1ではレギュラーラウンド3勝18敗、プレーオフ0勝3敗で最下位(12位)となり、入れ替え戦まで追い込まれたが、最後はV1のレベルの差を見せた。
試合後、竹下監督は「V1で戦ったことは選手には財産になった。入れ替え戦も私たちが通らなければならなかった道だ。来季はもっともっと強くなった選手に期待してほしいと思います」と結んだ。
(浮田信明)

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