ようこそナバーロ!

〈6/29 ヤクルト 10-9 阪神 (神宮)〉

:中尾
:石山
:伊藤和

新加入のナバーロが、この日一軍昇格。ベンチスタートのナバーロの横でメッセが話相手となってくれていた。
メッセ、本当にありがとう…

原口のホームランにもみんなと一緒に拍手したり、笑顔がいい。
仲間になりたいってきっと思ってくれている。
まず、「いいやつ」であることは間違いなさそうだ。

この日、俊介、陽川、原口と3本もホームランが出て、代打でも隼太がタイムリーを打った。
ナバーロには「みんなこんなに打つんか!」って焦らせてしまったかもしれない。
ナバーロ、そこは心配しなくていい(笑)

2点を追う9回表一死3塁の場面が、ナバーロのタイガースデビューの舞台となった。
神宮の歓声を聞いて、テレビの前で私も一緒に拍手した。

ネクストで身体をほぐすナバーロの顔には笑みがあった。
ようやく立てる打席にとても楽しみだという表情だ。

初球のフォークはゆったりと余裕を持って見送った。慌ててバットを出す様子はなかった。
ファウルにして自分のボールを待ち、そして7球目。
少し甘くなったフォークにバットを合わせた。
打球はライトへ!タイムリーヒット!

ベンチではメッセや岡崎やたくさんの選手が手を挙げて、「ボール返してー!」と要求。
来日初ヒット、初タイムリーのボールだ。
隼太なんか一番前で大声で返してほしいということを叫んでた(笑)
(ね?ほんまに隼太こんな子じゃなかったよね?)

ちゃんとチームにも受け入れてもらえてそう。よかった。
ようこそナバーロ!

で、9点もとって新外国人もいきなり活躍してくれて、これで負けたとはな。
ちょっと荒れた。
先発の秋山「こういう試合にしてしまった責任を感じています」
わかっているから次は大丈夫。
岩崎と伊藤和には酷な継投だった。
早めに送り出してくれればもっと攻めたピッチングができたと思うし展開も違うのものになったと思う。
ま、結果論だけど。

7回裏の判定はひどかったな。
北條に「タッグ行為がなかった」とタッチの意思がなかったとされ、ランナーは残り、このあと決勝打を許した。
リプレー検証対象のプレーではないにしても「審判で協議はできないのか」という金本監督の主張も受け入れられず。

二度にも及んでリプレー検証で1塁セーフと判定が変わったこともあったから、余計言いたくもなるよね。

とても嫌な空気だったから、なおのこと、ナバーロのヒットが嬉しかった。

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