青柳さんの「落ち着き」

藤浪、一軍登録抹消。
不振でのそれは初めてだってことだけど、誰だって「初めて」はあるもんだ。
藤浪が自分のフォームを見つけて帰ってきてくれる日を待とう。
この決断は、監督・コーチの総意だって。よしよし。

〈5/27 阪神 9-2 DeNA (甲子園)〉

:青柳
:クライン

青柳。
初回から飛ばすのなんのって!…キャッチャーの岡崎を!
バッターの後ろを通過するような投球もあり、そのたびに岡崎が横っ飛び。
先頭から四球、そこへ味方のエラーというスパイスも加わって青柳のバックは青く澄み渡る空、ではなくDeNAユニ
必ず先頭バッターを出すってそれはポリシーなのか、だとしたら6回は出せなかったのが悔やまれるね…

対するDeNAクライン。
2回終わって22球の省エネ大賞。タイガースは誰も出塁できずで、今日は負けたね、ってこのとき聞かれていれば、答えは迷わずyes!

…なのに!

3回裏、クラインはいとも簡単に落ちた…

先頭糸原のセーフティーバントに慌ててクライン捕球できず。
そんなに糸原が気に入らなかったのか、確かにちょっと、ルーキーのくせになによいぶし銀!キーッ!ってわかる気もするwけん制球が悪送球。糸原簡単に2塁へ行き、続く岡崎には当ててしまう。
青柳のスリーバント失敗で落ち着いたかと思いきや、糸井にはうまく拾われ…っていうと普通ヒットなんだけど、ライトポール際への3ラン!!!
そうなるといやらしさ抜群の上本がしつこくセンターへのヒットで出塁。上本は盗塁死してしまうけど、高山ヒットで、福留はレフトポールへ当てて2ラン!!
一挙5点の猛攻となって、さっぱり意味がわからない。
こういう崩れ方されると、やっぱりあの糸原のセーフティーバントが効いたんかな、と思う。

ただ、青柳が落ち着いたわけではない。
毎回、「もうあかんわ」「そろそろあかんわ」と言わせるピッチングが続いていた。
だけど、勝ち投手の権利を持って、6回2失点でマウンドを降りる。

そんな青柳さんのコメント―「野手の方が序盤からたくさん点を取ってくれたおかげで、落ち着いて投げることができました。」

落ち着いて!?
落ち着いてって!?
落ち着いて!?

ファァー!!

そうか、青柳さんの中では、あの荒れ球もいつものことなので慌てることなどないのか。誰よりも見てるんだもんな…!
この日、勝ち投手になった以上に、私には青柳さんのこのコメントが聞けたことが収穫だった。
次は、落ち着いて見よう(笑)

落ち着くといえば、この日7回の高橋、8回の和雄、9回の桑原!
どれだけ落ち着いてみれらたか!
大量得点に守られたとはいえ、なんていうかこの普通に野球が観られる喜び…!
和雄は、ひとつひとつ階段上がってきてる!

そして鳥谷!
怪我から3日目にして、フェイスガード無しの代打で出場。
目の周りにまだ腫れが残っているのか、サングラスは最後まではずさなかったけど、こんなにも早くフェイスガードをはずしたのは、あれをつけてることで周囲はきっといつまでも同情するし、免罪符になってしまうのが嫌だったからじゃないか。
この日は四球を選び、出塁。
次は、もうヒット打ったりして。

ヒーローは、もちろん、糸井と福留。
カメラにサイン、糸井が素でいっぱいに書いてしまい、福留の書くところがなくなったw
福留、上の少しのスペースに笑いながらサイン…
いい宇宙感…こら変換!右中間コンビだわ(笑)

5月27日は、高代ヘッドコーチのお誕生日でございました。
勝利で飾れることができてよかったです^^

[今日のキャンベルちゃん]

初回、宮崎のサードへの「内野安打」、あれキャンベルちゃんの送球がもっと良かったら!なんて言われてるけど、アウトやもん!

5回のは、紛れもない悪送球だけども!

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