2023年06月06日(火曜日) 06:10 文化・スポーツ

【阪神】5時間超の解説に中田良弘氏、「野球が好きですから」と余裕

  • サンテレビボックス席 (左から)湯浅明彦アナ、中田良弘氏、濱中治氏/阪神甲子園球場

■阪神7-7ロッテ(延長12回引き分け)/6月6日

阪神が先制、ロッテが逆転、阪神が大山の3ランで再逆転、ロッテが山口の3ランで再々逆転と目まぐるしい展開となったが、
8回に阪神が追い付き、そのまま引き分けた。試合時間は今季両リーグ通じて最長の5時間7分。

“完全中継”サンテレビボックス席は中田良弘、濱中治の両氏が解説を務めた。

■もったいない

(3点のリードをもらった阪神先発の桐敷だったが、5回、一死1、3塁のピンチ。
バッター岡を0ボール2ストライクと追い込んだが、3球目をセンター前に弾き返され、1失点)

中田氏「ツーナッシングなので、あとボールを2球、続けられる。最後のツメで甘さが出た。もったいない」

(桐敷は押し出しで2点目。さらに二死満塁から山口の当たりはライト前へ)

湯浅アナ「森下!取れない!……4対3、ロッテ逆転! 打ち取った当たりでしたが…」

濱中氏「(詰まった打球に)森下が追い付いてなかったのでね、仕方ないですね」

■カッコ良すぎる!

(そのウラ、阪神は一死1、3塁として打席に4番大山。ロッテ先発・小島(おじま)の4球目を叩いた)

湯浅アナ「レフトへ、レフトへ……逆転スリーラン! 6対4!」

濱中氏「インサイドの真っ直ぐですね。低めだったんですけど、しっかりと距離を取れた分、上手いことさばけました。見事ですね!」

中田氏「ちょっと、あの、カッコ良すぎません?(笑)」

濱中氏「2月のキャンプで、大山は独り寡黙に、ずっとティーを打っていた。4番として引っ張っていく決意の現れだと見ましたね」

■痛恨の1球

(阪神6-4の7回、阪神3番手の浜地がマウンドへ。打球が右足を直撃(記録はヒット)。さらに四球で一死1、2塁に。前打席で逆転打の山口が浜地の7球目を捕らえた)

中田氏「あああ…行った」

湯浅アナ「打球が高々と上がって行きます……うつむいたまま、顔を上げられません浜地……」

(しかし阪神は8回に追い付き、7-7のまま両軍譲らず延長へ。12回、阪神8人目の湯浅が二死1、3塁のピンチ。ロッテ中村の打球はピッチャー前に転がり、3塁ランナーはホームへ走る)

湯浅アナ「湯浅自ら捕りに行く!1塁へフィールディング! 」

(1塁大山が湯浅の送球をすくい上げてアウト)

湯浅アナ「大山ぁ~、打つだけではない!チームを救う好プレー!」

濱中氏「湯浅も速かったですよ、捕りに行くのが」

(12回ウラ、阪神も得点できず、午後11時7分に試合終了)

■大きな引き分け

(試合が終わって放送席が映る)

湯浅アナ「5時間7分のゲーム、いかがでしたか?」

中田氏「いや、まあ、野球が好きなんでね(笑)」

濱中氏「ハハハ…」

中田氏「ロッテとの3連戦、すごくいい試合でした」

濱中氏「浜地が打たれたが、負けなかった。大きな引き分けだと思います」
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次回は6月14日の阪神×オリックス戦(甲子園)をリレー中継する。
(浮田信明)

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