5月5日午前、兵庫県明石市の沖合でプレジャーボートから男性が転落する事故がありました。男性は意識不明の重体です。

5月5日午前11時前、明石市の沖合4キロの海上で「船頭が転落したので救助願う」とプレジャーボートの乗組員から神戸海上保安部に通報がありました。

海上保安部の巡視艇2隻が出動し、海面で漂流している70代の男性をおよそ50分後に見つけて引き上げましたが、男性は意識不明の状態で病院に救急搬送されました。

神戸海上保安部によりますと、見つかった男性はウエストポーチタイプの救命胴衣を着用していましたが、膨らんでいなかったということです。

ボートは5人乗りで釣りをしていたとみられ、乗組員は「風が強くなって波にあおられた」と話しているということで、海上保安部などは当時の状況を詳しく調べています。