成人年齢の引き下げを受け、大学生たちに金融トラブルについて知ってもらおうと、兵庫県神戸市で消費生活センターによる講義が行われました。
講義は、神戸学院大学で行われ、学生およそ80人が参加しました。
2022年4月に成人年齢が引き下げられたことを受け、18歳以上であればローンを組むことや、クレジットカードを作ることができるようになりました。
5月16日は、金融機関や消費生活センターの職員が、契約の際の注意点や、クーリングオフ制度について説明し、安易に契約を結ばずに、十分に確認をすることなどを呼び掛けました。
神戸市によりますと、消費生活センターには、2021年1年間でおよそ1万1600件のトラブルの相談が寄せられていて、特に若い世代からは、脱毛サービスなどのローンや、美容商品の定期購入に関する相談が多いということです。
神戸市消費生活センターでは、トラブルがあった時は、ホットライン(188)に相談してほしいとしています。