兵庫県の斎藤知事と県内41の市や町のトップが議論する会議が開かれ、JR西日本の赤字ローカル路線の問題などについて意見を交わしました。
この会議は、県と市や町の連携を強化して少子高齢化や人口減少などに伴う地域の課題解決を目指そうと開かれているものです。
26日の会合では、4月11日に公表されたJR西日本の赤字ローカル路線が議題に上がり、多くの市長らから「路線は維持されるのか」と不安の声が上がりました。
斎藤知事は、交通インフラという社会的な重要性と民間企業が求める収益の間に隔たりがあるとした上で、JR西日本とも話し合いを進めると述べました。
斎藤知事は、今後も必要に応じて年に数回意見交換会を開くとしています。