姫路市の太市地区では、特産品のタケノコの収穫がピークを迎え、農家が出荷作業に追われています。
太市地区のタケノコは江戸時代末期から生産が始まったとされ、粘土質の土壌で空気に触れることなく育つため白いタケノコが収穫されます。
土壌に含まれた豊富な鉄分がタケノコの灰汁を取り除くため歯ざわりと甘みが強く「味の太市」と呼ばれ人気です。
最盛期には460トンものタケノコが収穫されましたが、現在は4つの竹やぶで255戸の農家が100トンほどを出荷しています。
太市のタケノコは今月末ごろまで収穫され、京阪神を中心に出荷されます。