2022年03月17日(木曜日) 16:09 地域・まち文化・スポーツ

【Vリーグ】ヴィクトリーナ姫路、V1残留へ“剣ヶ峰”

  • ヴィクトリーナ姫路

  • 女子V1順位表(順位は勝ち数順、同数の場合はポイント順)

■週末にホーム2連戦

女子バレーボールVリーグ1部(V1)11位のヴィクトリーナ姫路は、3月19、20の両日、本拠地ヴィクトリーナ・ウインク体育館(姫路市)で2連戦する。

19日は10位・トヨタ車体クインシーズと、20日は12位・KUROBEアクアフェアリーズと戦う。

10位以上を確保してV1残留を決めたい姫路にとって、どちらも負けられない一戦だ。

■10位浮上できるか

女子V1リーグのレギュラーシーズンは勝ち数で順位を決める(同数の場合はポイント順)。
昨年10月に始まった今季は終盤戦を迎えている。

優勝を決めるファイナルには3位以上が進出し、3連覇を目指す首位・JTマーヴェラス(練習拠点:西宮市)らがしのぎを削っている。

一方、11位以下でシーズンを終えると、V2との入れ替え戦が待っている。

現在10位のトヨタ車体と、11位姫路との勝ち数差は「2」。
姫路としては、19日の直接対決を制して差を縮めたい。

荒木絵里香が引退したトヨタ車体は開幕から17連敗したが、東京五輪金メダリストのケルシー・ロビンソンや、ルーキー・大川愛海(八王子実践高)らの活躍でチーム力がアップ。

連敗脱出後は7勝5敗と勝ち越していて、リーグ2位のサーブ得点を誇る。

■プラクの豪打で連勝を

姫路もサーブ効果はリーグ1位。
チームの出場セット数がリーグ2位の「109」を数え(昨季は1位)、“粘る姫路”は今季も健在だ。

大黒柱のセレステ・プラク(オランダ代表)がリーグ3位の総得点521ポイントを挙げ、サウスポーの田中咲希(中京大)も切れ味鋭いスパイクをコートに叩き込む。

一方で、チームのサーブレシーブ成功率が10位と低く、1セットあたりのブロック数もリーグ最下位の1.51本と課題も残る。

姫路の残り試合は週末の2試合を含めて「7」。
V1残留を決めるには、もう1試合も落とせない!
・・・・・・・・・
サンテレビでは、19、20両日の試合をいずれも午後1時から生中継する。
(浮田信明)

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