感染が急拡大し、兵庫県は大阪、京都と国に「まん延防止」適用を要請し、今週中にも判断される見込みです。観光地では早くも影響が出ています。
兵庫、大阪、京都の3府県は1月21日、国に対し「まん延防止等重点措置」の適用を共同で求めました。今週中にも適用されれば、県は飲食店に時短営業や酒の提供の制限を求める方針です。
また、県は県民対象の旅行キャンペーン「ふるさと応援！ひょうごを旅しようキャンペーン＋」について、新規予約の受け付けを停止しました。

2年も続くコロナ禍で需要の落ち込みに苦しむ観光地からは、悲痛な声が聞かれました。
（海月館・尾上実 支配人）
「1日に80～100件キャンセルが出ています。約2年上がったり下がったりを繰り返し、踏ん張り時かなと」

旅行キャンペーンは2月28日まで予定されていますが、今後、兵庫県に「まん延防止」が適用された場合、キャンペーン自体が停止され、予約済みであっても割り引きはなくなるため注意が必要です。