2021年12月21日(火曜日) 16:44 地域・まち

姫路市議会 「不当要求行為」の市議に2度目の辞職勧告と刑事告発

  • 議会から辞職勧告を受けた市議

威圧的な言動で、市職員の職務を妨げたとして、「不当要求行為」と認定された姫路市議に対し、市議会は、2度目の辞職勧告決議案を可決しました。

姫路市議会の市議は、2019年度に浜手緑地・白浜地区の公園整備事業を巡り、「ちゃんとしてくれへんかったら市場止めるで」などと発言するなど、白浜地区に市中央卸売市場の移転を進める副市長らに威圧的に迫ったとされています。

市の事業を巡る市議の職員への威圧的な言動は不当要求行為と認定され、ことし3月には議会から辞職勧告を受けましたが、法的拘束力はなく現在も議員活動を続けています。

これを受け、市議会の全会派は12月21日の本会議で、市議の言動が「市職員の公正な職務遂行を妨げるもの」として、再び辞職勧告決議案を提出し、全会一致で可決されました。

また、市議会は市議の言動が威力業務妨害罪や入札妨害罪にあたる可能性があるとして、姫路市に対し刑事告発するよう求めているほか、「不当要求行為」と認定された別の議員への辞職勧告決議も可決しています。

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