マスクをつけるよう注意されたことに腹を立て、65歳の男性に大けがをさせたとして、25歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは神戸市長田区の運送業の男(25)です。
警察によりますと男は去年5月、神戸市兵庫区のコインパーキングで、65歳の男性の首を絞めながら地面に背中を打ち付けるなどし、首の骨を折る重傷を負わせた疑いが持たれています。 男性はいまも下半身にまひが残り、寝たきりだということです。
男は被害者の男性と面識はなく、現場付近を歩いていた際、男性からマスクをつけるよう注意され、逆上したとみられています。
警察の調べに対し男は、「地面に背中を打ち付けたことは間違いないが、首を絞めたことははっきり覚えていない」と容疑を一部否認しているということです。