2021年12月08日(水曜日) 15:20 地域・まち

戦争の記憶語り継ぐ展示会 神戸市兵庫区の妙法華院

太平洋戦争が始まるきっかけとなったアメリカの真珠湾攻撃から12月8日で80年となります。 神戸市兵庫区の妙法華院では、戦争の悲惨さを語り継ぐ展示会が開かれています。

空襲で神戸の街を焼き払った焼夷弾の一部や、長さ12センチ、直径3センチにも及ぶ速射砲の弾頭が展示されています。 鉄が不足すると地雷や手りゅう弾は陶器で製造されました。

神戸市兵庫区の妙法華院では、80年前に日本がアメリカ・ハワイの真珠湾を空襲した日の12月8日に合わせて、毎年、戦争の悲惨さを後世に伝える「語り継ごう戦争」展を開催しています。

会場には神戸市内の小学校から集団疎開で赤穂まで児童を引率した教師の日誌も展示され、食べ物が不足していた時代におやつでぶどうが出た喜びや、疎開が終わり家に帰ると神戸の街が焼野原となっていたこと、それに玉音放送が流れた日のことが記されていて、当時の児童の思いや疎開の生活が伝えられています。

戦争の記憶を語るこの展示は、神戸市兵庫区の妙法華院で12月12日まで開かれています。

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