2021年12月07日(火曜日) 15:37 地域・まち

神戸市営地下鉄 走行車両で不審者対応訓練

電車内で刃物を使った事件や放火が相次いでいることを受け、神戸市営地下鉄で避難の呼び掛けや不審者を取り押さえる訓練が行われました。
訓練は、神戸市営地下鉄の西神中央駅へ向かう電車内で、刃物を持った男が乗客を襲い、火を放った想定で行われました。
2021年、小田急線や京王線で無差別殺傷事件が相次いでいることを受けて実施された訓練には神戸市や警察、消防からおよそ80人が参加しました。
訓練では電車が実際に走る中、乗務員らが乗客に避難を呼び掛けるとともに、不審者が他の車両に移らないよう留める動きなどを確認。
駅に着くと、通報を受けた警察官が突入し不審者を取り押さえるとともに、消防がけが人の救護や火を消す手順を確かめました。
兵庫県警の竹内浩司警部は「電車の構造や警察の動きが確認できて非常に良かった。車内でスマートフォンやタブレットを確認している人が多くいると思うので、日ごろから周囲に注意を払って自分の身を守ることを考えてほしい」と話していました。
兵庫県警は今後、他の鉄道会社にも訓練を呼び掛け連携を強めたいとしています。

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