海外からの貨物が増える年末を前に、不正薬物などの密輸を水際で食い止めようと、神戸税関で12月6日から特別警戒が始まりました。
「年末特別警戒」は貨物の量が増える年末に、覚せい剤などの密輸が多発していることから、神戸税関が毎年実施しているものです。
財務省によりますと、去年、全国の税関が空港や港湾などで摘発した不正薬物の密輸入は733件で、押収量は2トンに迫る過去3番目を記録するなど深刻な状況が続いているということです。
出陣式の後、神戸市東灘区の六甲アイランド出張所では、税関の職員と麻薬探知犬が輸入貨物の検査を行いました。
「年末特別警戒」は、12月15日まで実施されます。