淡路島の天橋立とも呼ばれる成ヶ島の環境を守ろうと、地元の中学生たちが4日清掃活動を行いました。
兵庫県洲本市の由良中学校は30年以上前から無人島の成ヶ島の自然環境を守ろうと、毎年この時期に清掃活動を行っていて、2021年も生徒や教職員らおよそ200人が参加しました。
南北およそ3キロにわたり細長い砂洲が続く成ヶ島は、京都府の天橋立に似ていることから「淡路橋立」と呼ばれています。
夏には希少植物のハマボウの群落が見られるほか、干潟にも多種多様な生き物が生息し、自然の宝庫となっています。
近年はペットボトルやビニール袋といったプラスチック製のごみが多く流れ着いているということです。
生徒たちは200袋以上のごみを拾い集めたということです。