宝塚歌劇団出身の俳優でおととし、亡くなった八千草薫さんの肖像画の複製パネルが宝塚ホテルで展示されることになり、29日、除幕式が行われました。
宝塚ホテルで行われた除幕式には、関係者をはじめ八千草薫さんが在籍した宝塚歌劇団の雪組からトップスターの彩風咲奈さんとトップ娘役の朝月希和さんが出席しました。
八千草さんは1947年に宝塚歌劇団に入団し、清純派の娘役として人気を集め、その後も数多くの映画や舞台に出演するなど幅広く活躍しましたが、すい臓がんのためおととし10月、88歳で亡くなりました。
肖像画は昭和を代表する洋画家の小磯良平が描いたもので、複製パネルが宝塚大劇場のオフィシャルホテルである宝塚ホテルのロビーに29日から常設展示されることになりました。
宝塚ホテルには、肖像画の複製パネル展示に合わせて八千草さんの写真やゆかりの品なども来年の1月31日まで飾られています。