日に日に秋が深まり朝晩冷え込む中、神戸の六甲山にある小学校では、ストーブの火入れ式が行われました。
標高795メートルにある神戸市立六甲山小学校。朝霜が降りる頃とされる二十四節気の「霜降」の日に合わせて、毎年火入れ式が行われていますが、ことしは10月23日で学校が休みのため22日に実施しました。
街中と比べて気温が5度ほど低く、22日の朝も9度と肌寒い中、六甲山小学校では初めて火おこしに挑戦する4年生が、5・6年生と一緒に「マイギリ式」と呼ばれる昔ながらの道具を使って力いっぱいに木の棒を回します。
みんなで協力することおよそ10分。次々と火がつき、自分たちの手で玄関ホールにあるストーブに移しました。
六甲山小学校では、朝の気温が10度を下回る日にストーブをつけるということです。