神戸市は、JR西日本などと連携協定を結び、JR三ノ宮新駅ビルの開発や三ノ宮周辺の再整備を進めていくと発表しました。神戸市は、神戸の玄関口として三宮周辺地区の再整備を進めています。
今回、JR西日本などど締結した連携協定の対象になるのは、三ノ宮駅南側に建設予定の新駅ビルや駅前広場などです。
会見に臨んだJR西日本の長谷川一明社長は、現在の三ノ宮駅は各交通機関へのアクセスが分かりにくいことや、待ち合わせ場所が少ないことを指摘。
新たに開発する駅ビルは、延べ床面積およそ10万平方メートル、高さおよそ160メートルで、商業施設や宿泊施設に加え、イベント空間を設けることを明らかにしました。
また、地下通路やデッキを整備し、阪急電車やポートライナー、バス乗り場に向かう動線をスムーズにするということです。
JR三ノ宮新駅ビルは、来年度から本格的に開発が始まり、2029年度に開業する予定です。