養父市で、木の彫刻をテーマに全国公募した作品を集めた恒例の展覧会が開かれています。
ワクチン接種を受けている鬼。ポケットにマスクをしのばせて祈りを捧げる男性。コロナ禍の世相を反映した作品が並びます。
1994年に始まったこの展覧会は、全国公募した木彫り作品を審査し、すべての作品を紹介するもので、去年は新型コロナの影響で中止となりましたが、ことしは感染対策を取り、開催することとなりました。
今回、全国から99点が集まり、グランプリにはカワウソが捕まえた魚を岸に並べてお祈りのような所作をする中国の伝説を描いた作品が選ばれました。
この展覧会は、10月3日まで養父市のおおやホールで開かれています。