ことし5月に実施された全国学力テストの結果が公表され、兵庫県は全国平均並みの結果となりました。

全国学力テストは児童や生徒の学力と学習状況の把握と改善を目的に毎年行われ、ことしは全国の小学6年生と中学3年生およそ203万人が参加しました。

その結果、兵庫県の小学6年生と中学3年生の国語の平均正答率は共に全国平均を1ポイント下回ったものの、算数と数学では共に平均を1ポイント上回りました。

また、今回はコロナの影響で休校となった期間の学習範囲についての調査も行われ、その結果は、小中ともに全国平均を上回っていたということです。

県は計画を立てて勉強をする児童生徒が増加していることを評価する一方で、ゲームやネットを利用する時間が増えていることを懸念していて、家庭との連携を図って学力向上に取り組みたいとしています。