緊急事態宣言に続く「まん延防止」も解除されたことを受け、県内の観光地からは歓迎の声と、まだまだ影響を懸念する声が聞かれました。
緊急事態宣言が出ていた2021年4月から6月までは休業した旅館も多かったという豊岡市の城崎温泉街。現在はほぼ全ての旅館が営業を再開していて、「まん延防止」の解除で観光に対するイメージの改善に期待しています。
城崎温泉街では旅館の従業員の職域接種も進んでいるということです。
一方、世界文化遺産・国宝姫路城では、12日朝訪れる人の姿はまばらでした。
土産物店の人からは、客が少なく現在は休業する日を増やしている状態で、「まん延防止」が解除されてもまだまだ経営は厳しいとの声が聞かれました。
姫路城を訪れる人はまだ少なく、地元への影響も心配されています。