神戸市は、新型コロナウイルスのワクチンについて、市立の中学校や高校で集団接種を実施する方向で検討していることが分かりました。 実施が決まれば全国で初めての取り組みとみられています。
国がアメリカのファイザー製のワクチンについて、接種の対象年齢を12歳以上に引き下げることを受け、兵庫県神戸市は、一般接種と並行し、市立の中学校や高校でも集団接種を検討していることが分かりました。
市の担当者によりますと、新たに対象となるのは、小学6年生から高校1年生までで、集団接種を受けるかどうかは個人の判断に委ね、保護者の同意も必要となります。
市は当初、7月20日に、16歳以上の予約が可能になる予定でしたが、対象年齢が引き下げになったことを受け、さらに接種を進める見通しです。
実施が決まれば全国で初めての取り組みとみられています。