2021年06月04日(金曜日) 19:23 地域・まち

「宝塚モダン」 歴史を紐解く展覧会

かつて市民に親しまれた宝塚ファミリーランドや解体工事が始まった旧宝塚ホテル…。
市民にとって馴染みの場所での思い出に浸ることができる展覧会が開かれています。

たくさんの人が橋を渡るこちらの写真は、1933年に武庫川の右岸と左岸をつなぐ宝塚大橋の渡り初めを捉えた1枚です。
宝塚市立文化芸術センターで開催されている展覧会、「モダン宝塚のレガシー」展。

関西有数の住宅地として発展した宝塚の歴史を、およそ100枚の絵葉書や市民から集めた沢山の写真で振り返ります。

宝塚ファミリーランドの思い出の写真を応募していただいた親子3代にわたる思い出の写真や記念写真を展示しています。
古いものは洋装のスタイルがおしゃれな写真、2003年に惜しまれつつも閉園した「宝塚ファミリーランド」での思い出写真。
その数、およそ700枚!

親子で訪れた時の1枚や、乗り物に乗って楽しむ子どもの笑顔を切り取った写真など市民から親しまれた遊園地の姿があります。
宝塚ファミリーランドはなくなってしまったけれど、ファミリーランドがあった場所は皆さんの喜びがいっぱい詰まった思い出の場所。
このセンターに来て楽しい思い出を思い起こしていただけたら。

そして、会場の一角にはエレガントな空間も。
旧宝塚ホテルで実際に使われていたイスやテーブルが展示されていて、自由に腰掛けたり写真を撮ったりすることができます。

実はこの空間には秘密が…。
この場所はフレグランスの匂いがしてくる。
旧宝塚ホテルで使われていた「HOU香」というフレグランスの雰囲気をこちらで味わっていただけます。
ここに来れば旧宝塚ホテルを利用した当時の思い出を目から鼻から、あとは座って体験していただいて、いろんな楽しい記憶を思い出していただける。
宝塚の歴史がたっぷり詰まったこの展覧会は、6月21日までの開催です。

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