但馬地域を拠点に活動した人形作家・渡辺うめさんの作品を集めた特別展が姫路市で開かれています。
この特別展は姫路市書写の里・美術工芸館で開かれているもので、会場には、布や紙、針金を使い農作業にいそしむ人々を表現した渡辺うめさんの作品およそ50点が並びます。
渡辺うめさんは青森県生まれで、20代後半から独学で人形制作を始め、夫の古里の兵庫県八鹿町・現在の養父市に移ってからは但馬の農村での暮らしをテーマにした作品で評判を高めました。
また、特別展では播磨地域で現在活躍する人形作家にも焦点をあて作品を紹介していて、懐かしい風景が広がっています。
この特別展は、6月6日まで開かれています。