兵庫県神戸市は5月24日、認可保育所などに入れない待機児童数が、2011年以降で過去最小となる11人になったと発表しました。
神戸市によりますと、認可保育所などに入れない待機児童数は、2012年のピーク時には531人となったものの、ことし4月1日時点で11人となり、2011年以降で過去最小になったということです。
市は2020年度から公民館などの跡地などを活用して保育所を整備したことに加え、新たに保育送迎ステーションを設置するなど、およそ900人分の利用定員を拡大していて、待機児童数の減少につながったとしています。
神戸市は2021年度もおよそ900人分の新たな保育施設の増設を行い待機児童ゼロを目指すとしています。